セリ人お勧め【ワラタ・サマーランド】が入荷しました。

新着情報！！

2011-09-09

いつもお買い上げありがとうございます。

人気のセリ人コーナーが復活です。

今日ご紹介するのは「ワラタ・サマーランド」です。ワラタはオーストラリア・ニューサウスウェールズ（NSW)州に分布する常緑低木です。
その名前はアボリジニの言葉で“赤い花”を意味していて、NSW州の州花でもあります。
NSW州で自生してはいるのですが、自然の中で見るのは難しく、貴重な花でもあるそうです。
大きな赤い花は独特な形で、高さも人間の背丈ほどになります。

ちなみにワラタにはこんなアボリジニの伝説が・・・。

むかし、ワミリという狩人がいました。
ワミリは狩りで得た獲物を部族のみんなに分けてあげていました。
狩りに出ないときは、いつもワラタの蜜を取って過ごしていました。
当時、ワラタの花はごくありふれた小さな花でした。

ある日ワミリは不運にも落雷に遭い、盲目になってしまいます。
狩りが出来なくなり、大好きなワラタの花を見つけることも出来なくなってしまいました。
ワラタの花はあまりにありふれていて、他の花々と区別することが出来ないのです。

そんなワミリを哀れに思った妻のクリタが、
ブッシュに住む小さな精霊に助けを求めに行きます。
精霊は、盲目のワミリにも区別がつくように、ワラタの花を大きく独特の形に変えました。
それ以来、ワミリは触っただけでワラタの花がわかるようになり、
以前のようにワラタの花の蜜を楽しめるようになりました。

販売は五日市　廿日市　大竹晴海です。